2016年06月07日
修学旅行③
最終日の朝、
子どもたちの部屋の中から何やら声が聞こえてきます。
「喜びと、感謝と、敬いの心を持って」
「東方浄瑠璃浄土薬師瑠璃光如来(とうほう じょうるりじょうど やくし るりこうにょらい)」
昨日学んだことをみんなで復習しているのでした。
この日のメインは東大寺の見学。
それ以上に子どもたちの一番の楽しみは、何と言っても東大寺前の奈良公園で鹿に餌をあげること。
鹿を飼いならすように、上手に餌をあげている子も(先生も)いました。
「かわいいー」と叫びながら、実際はびくびくしながら餌をあげている子もいました。
逃げ回っていたら、東大寺の南大門をいつの間にか誰よりも先にくぐっていた子もいました。
・・・印象に残る思い出になったようです。
現地のガイドさんにここでしか聞けないことを学び、無事に二泊三日の全行程を終えました。
子どもたちは、様々な建造物を実際に自分の目で見ることができ、当時の人が作った労力や、守り抜いてきた歴史を想像した時に、積み重ねられた長い歳月を感じることができたようです。
「これからの歴史は、あなたたちが作っていくんだぞ。」
薬師寺のお坊さんからのメッセージに答えていけるようにこれからも頑張っていきます。