2019年12月18日
「Christmasミサ」石川一郎
[神父様とミサを手伝った高３生徒たち]聖ドミニコ学園では全校生徒が出席してChristmasミサが行われました。
司祭の神父様以外は音楽を含めてすべて生徒の手作りです。
粛々とミサが進んでいきました。
その中で心温まる言葉が続いたのが「共同祈願」でした。
「共同祈願」では、中学１年生から高校３年生の各クラスの代表者が各自自分で考えた言葉で祈願をします。
・「安心して学校生活を過ごせる環境を作ってくれている保護者に感謝の祈りをささげます」
・「様々な自然災害で苦しんでいる方々が少しでも苦しみから解放されますように」
・「現在地球がかかえている環境など様々な問題が解決されますように」
・「幼児虐待や家族の問題で悩んでいる方々が少しでも悩みから解き放たれますように」
などなどの祈りが続いていきます。
生徒たちの祈りからは、穏やかに、それでいながらも一人ひとりが祈りに関して他人事でなく自分事として何か関わっていきたいという静かな決意が感じられました。
彼女たちの『自分たちは何ができるのか』という思いに我々大人たちはいかに関わっていったらよいのか、考えさせられたクリスマスミサでした。
まだ早いですが、メリークリスマス❗
人びとにとって幸せな世の中になりますように