2019年09月30日
「学園祭と卒業生」石川一郎
皆さま、こんにちは!
暑さも一段落、虫の音も聞こえる季節になりました。
いかがお過ごしでしょうか。
聖ドミニコ学園では、先日学園祭が行われました。
幼稚園、小学校、中学校、高等学校と全学で実施されるのが特色です。
全学部の子どもたち、保護者の方々、卒業生が岡本の地に集まってきて、何とも言えないほのぼの空間です。
学園は、卒業生が多く働いています。他の学校に比べてもけっこう割合が高いです。
彼らは聖ドミニコ学園のことを、「実家」とか「基地」であると先日の教職員研修の時に説明してくれました。
「こころ」も「からだ」も「いきかた」もこの地がベースだと言います。高校を卒業したすぐ後に言うならわかりますが、かなりの年月が過ぎてもこの気持ちは変わらないということです。
「いい」思い出も「いやな」思い出も含めて原点になる、これぞ小規模な女子校のいいところですね。
あ、いや、女子校なのは中学高校。幼稚園小学校には男子がいます。小学校の山崎校長は卒業生です。失礼しました。
さて、学園祭で感じたこと。とにかくゆっくりできる空間です。無理に作りこまず、主張せず、先生たちも前に出ないで、、という雰囲気なんです
学園祭をみると学校の雰囲気がよくわかります。準備をものすごくしている、生徒が元気でエネルギーに溢れている、先生が一緒に楽しんでいる、先生がマイルドに管理してる、といった感じです。
聖ドミニコ学園の学園祭は、日常の空気をそのままに、しかしながら、その日常にはアートがある、展示は派手にしてませんが、はっとする作品がそこかしこに、体育館では軽音やダンスといったアートも美しく、しなやかに。
こんな雰囲気を下支えしているのは、大きな愛で見守ってくれている神様の存在なんでしょう。