2019年06月18日
「フランス語」石川一郎
Bonjour!
皆さま、お元気ですか?
今日は授業の公開日で中学1年生のアカデミックコースのフランス語の授業を見学しました。
聖ドミニコ学園では、全員中学で週に2時間フランス語を学びます。
高校では、フランス語を選択する生徒もいて大学をフランス語で受験したりします。
フランス語というと私も暁星出身で、小学校から高校までフランス語を学んでいたので、とても懐かしく、そしてフランス語を通じて流れてくるフランスの文化の香りに、心ワクワクしたりします。
さて、中学1年生の授業です。今回は「自己紹介」がテーマで、ペアワークをしながらiPadでまとめていくというやり方でした。
興味深いのは、自己紹介といっても一方的に自分の話をするのではなく、疑問文と答えというパターンの繰り返しで、架空のストーリーを作成していくのです。
国籍、仕事、住んでいる場所を聞くような単語や短文を授業で事前に習得しています。
フランス語を普通に使えるような仕掛けがあります。ここらは、第二外国語という位置付けで、「親しむ」という視点が重視されているのだと思います。
シラバスとしては、この後は、三人称でを使って第三者の話をしたり、天気の表現の仕方を学び、だんだん世界が広がっていきます。上手く組み立てられていると感じました。
さてさて、日常がだんだん広がってどこまでいくのか。
極端ではありますが、高校3年生の授業も見学してみました。
zenをテーマにして生徒たちが話し合っていました。
なかなかレベルが高い。
なんと次は
tatamise
というフランス語が紹介されました。
「日本的になる」
「日本人らしくする」
畳がこんな意味でフランス語の中で使われているとのことです。
面白いですね。
フランスでは、印象派の画家たちが、日本の絵が好きで、参考にしていたことを思い出しました。
日本の文化をリスペクトを持って取り入れているのが、なんだか嬉しいですね。
フランス語を学ぶこと。
それは、英語だけ学ぶのでは得られないことが、多くあること。
この二回の授業を見ていて痛感しました❗
Je vous souhaite beaucoup de bonheure!