「自分らしく生きる」石川一郎

"super moon" (イメージ)
 
皆さん、こんにちは!
数日前のスーパームーンきれいでしたね
ご覧になりましたか?
昨日、聖ドミニコ学園で打ち合わせの後
広報の先生たちと通用門を一緒に出たのですが
駐車場の上に、素晴らしい月が見えました。
それから二子玉川の駅に向かいながら話をしました。
いろいろと話をしたのですが、次回のブログのネタをどうするかと。
一人の先生が、フリーライターとして活躍している卒業生の話を始めました。
彼女の書いた記事が大変興味深いと、教員間で話題になっているようです。
赤裸々に書かれてある部分もあって、ここではちょっと紹介できませんが、関心のある方は広報まで(笑)
その先生なりにとらえている、彼女の書くテーマは
「自分らしく生きる」
なんです。まだ若くそのテーマには答えを出せず、悩みが行間からにじみ出てます。
「若く」いやいや「年とっても」なかなかこのテーマは難しい。
そんな話をスーパームーンの月明かりの下でしながら二子までトボトボと。。
「あ、そう言えば、ボヘミアンラプソディー見ました?」
「見たよ、よかった!」
「フレディの生き方って、壮絶ですよね。」
「あれが、自分らしく生きるってことなのかな?」
マイノリティとして悩むフレディはそのエネルギーを創作活動に。。
あの映画、最後の20分あまりのライブエイドのシーンが感動ものですが
あ、ネタバレ(笑)、お許しを。
あのシーンの前にフレディが家族のもとを訪れるシーンがあります。
フレディの生き方に対して、父親が認める言葉をかける。
あの映画のテーマがここに凝縮されているのかもしれないと思いました。
「自分らしく生きてきた」
それがようやく他者に認められた。
その背景には自分が他者に対して寛容になったことがあるのかもしれません。
「自分らしく生きている」
他者へのリスペクト、「許す」気持ちが芽生えること。
それがとても大事なんだと感じます。
人はどうしても「他者」に対する違和感に対して
「攻める」
感情を持ちがちです。
その感情とどのように向き合うのか。
さて、卒業生の話に戻ります。
どの生徒も多かれ少なかれ悩みを抱えて生きていますが、
おそらくその卒業生も在学中に悩み苦しむことがあったことでしょう。
小さな女子校でお互いがわかっている状況。
時として、とてもとてもアイデンティティに悩む時も・・
でも感じるのです。
聖ドミニコ学園は「自分らしく生きる」ことができる場だと。
それは何故か。
「他者」が「自分らしく生きる」ことに寛容でありたい
という雰囲気が子供たちの間にあるからだ、と見ていてとても感じるのです。
互いに尊重し合い、共存する。
そんな距離感が岡本のキャンパスには長年醸成されてきているのではないでしょうか。
そしてそのバックグランドには
「異教徒に対しても排除せず、対話で」関係を構築してきたドミニコさん(聖ドミニコ)、
彼の精神が綿々と受け継がれているのではないでしょうか。
スーパームーンの下、二子に向かう道すがら頭をよぎったことをまとめてみました!
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