「聖ドミニコ学園音楽のPBL」 石川一郎

 
今日は中学一年の音楽のPBLを紹介します。
「自分独自の音楽作り 」が今日の単元です。
題材は、なんと「ガレージバンドを使ってラップ音楽を作曲しよう」です。
ガレージバンドは、Appleの音楽制作ソフトです。
生徒たちは全員iPadを持っているので自由に使うことができます。
さて、ラップで何を表現するのでしょうか。
お題は、「ラップで自己紹介をしよう」
4分の4拍子のリズムで「わ・た・し・の・な・ま・え・は・〜〜〜〜」や「〜〜が・だ・い・す・き」といったように、「~~」を独自で考えて表現します。
生徒たちは、周囲の子と相談しながら自己紹介をラップで作っていきます。
ラップは、妙にウキウキするもので、身体も動くし、心も動きます。
教室内がとてもいい感じです。
自己紹介文が完成すると、iPadが登場。Smart Drumsで色んなリズムを聞いて自分の歌詞に合うドラムを選択します。
次の段階は、ベースを選択します。
こうして自己紹介のラップが完成します。
私は音痴なので、正直音楽の時間はとても苦手でした。
歌うのが苦手だと創作活動なんて、とっても…と思ってましたが、こういうやり方だと出来るものなんですね。
作詞にテキストを、ラップという表現しやすい音楽を、iPadという機器とソフトで制作を----
人間の能力は、こうやって広がるものなんだ、と感心しました。
さてさて、生徒の作品を一つ許可をもらって紹介させていただきます。
「わたしのなまえは~~~~~」
「しゅうきょう だいすき」
「ドミニコ だいすき」
「せいかに(聖歌) やみつき」
「もくそう(黙想)  うきうき」
周囲の生徒たちに大ウケで拍手をもらってました。
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