2018年09月28日
「ドミニコの学びを体現～アクティブラーニング入試体験」 石川一郎
１０月１４日（日）、聖ドミニコ学園はアクティブラーニング入試の体験会を小学生向けに実施します。
この入試は、聖ドミニコ学園の学びを体現することを狙いとしています。
アクティブラーニングというと一方的な学びではなく双方向型の活発な学びをイメージされるでしょう。
入試と言えば、厳粛な雰囲気の中、鉛筆が動く音しかしないというイメージがあると思います。
それが、このアクティブラーニング入試では受験生が発言しており、時として笑い声や拍手もでるといったユニークなスタイルなのです。
ユニークな入試ということで話題になりがちですが、そこが狙いでは決してありません。
狙いは次の二つです。
まずはグループとしての学びです。出される課題には、未来社会をより良きものにしようというミッションが込められています。いわゆるプロジェクトです。何かのテーマに関して受験生一人ひとりが積極的に意見を出し合って最適な答えを創りあげていくのです。異なる考えを出し、受け入れて、何らかの折り合いをつけていく。これはまさに「対話」を大事にする聖ドミニコ学園の教育を体現しています。
そして第２の狙い。これは個人の可能性を引き出すことなのです。何らかの課題を解決しようと頭と心を全力で動かしてみる。それを一人でなく仲間と協働して行うことで、今まで気がついていなかった自分と出会えることが往々にしてあるのではないかと思います。与えられたtalentと積極的に向き合って生きていくこともキリスト教の教えの重要な点であるのです。
来月、このキャンパスでどのような出会いがあるのでしょうか。
とても楽しみです。
