2018年06月12日
「聖ドミニコ学園の生徒たち」石川一郎
皆さま、こんにちは!
まだまだ聖ドミニコ学園で過ごした日数は少ないですが
今まで出会った生徒たちについて書きます。
「礼儀正しい!」
まず、感じることはここの生徒たちはとても礼儀正しい。
それも強制されている感じがまったくしないのです。
すれ違って挨拶をする時には、自然と立ち止まって居住まいを正す、
そんな感じなんです。しつこいですが本当にそうなんです。
そして、ある時その理由がわかりました。
学園の保護者の方も同じ居住まいなんですね。
動作が自然でかつ優雅な感じです。
ご家庭での礼儀作法へのこだわりがよくわかります。
「すれてない」
共学校と女子校の違いは、当たり前のことですが男子がいないこと。
異性の目を気にすることがないので自然に振る舞うことができています。
そうするとごく自然に「素」を出して生活ができます。
小人数で幼稚園や小学校から長く同級生でいるケースも多い。
お互いに性格はよくわかっているので安心していられる雰囲気があります。
もちろん、女子同士ですから途中人間関係で苦しむ時期もあると思います。
でも、そんな時期を通り抜けて安心して生活できる居場所を創るのでしょう。
「ドミニコらしい女子?」
まだまだビギナーの私が言うことではないのですが、
おそらく独特の雰囲気があることを感じます。
一言でも言いにくく、適切な表現がまだありません。
「ガツガツ」してなく
「おっとり」していて
でも決して「のほほん」ともしていない。
「ふんわり」しているようで
心の奥底には、「こだわり」が眠っているような。。。
言えることは、大きな声が聞こえてこない学校です。
生徒たちも先生たちも、大きな声でテンション上げたり、
大きな声で威圧したり、といった瞬間にまだ居合わしたことはないです。
「私は~!」と「私」をテンション高くアピールする生徒は
共学校や他の女子校には多いのですが、いません(笑)
世田谷の閑静な多摩川と富士山に望む「岡本」の地。
カトリックの教えに守られ
都内にもこんな素敵な空間があるのですね。
それではまた